思い出深い「台風の鎌倉」おでかけ会から1年、
今年も秋の鎌倉に行ってきました。
ですが、今日は北鎌倉。
鎌倉駅の周辺とは違った趣きで着物姿が馴染む町です。
本日のメニューはきたかまくら日々響さんでの「匂い袋と文香づくりと漢方ランチ」
オーナーの吉田揚子先生からお香についてわかりやすく楽しく説明していただきました。
お香の歴史は古く、6世紀に淡路島に大きな香木が流れついたことが始まりだそうです。
平安時代になると、香炉に籠を被せ、その上におきものを被せて匂いをたきこめる「伏籠(ふせご)」が
たしなみのひとつとなっていたとのことです。
ここ、日々響さんの場所はその昔、安倍晴明の住んでいたかもしれない場所なんですって。
歴史のなかにスリップしたようなお話でした。
さあ、ワークショップの始まりです。
白檀や丁字など9つの香原料を調合しながら、オリジナルの匂い袋と文香を作ります。
「色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」(古今和歌集)
すれ違ったとき、ふっと残る優しい香りにドキッとしたりしますよね。
いつの世も芳しい匂いはロマンチックです。
お着物の袖に、胸に、香りを忍ばせてみては?
匂い袋と文香の完成です!
ワークショップのあとはランチ、なんと !アンチエイジング&美肌の参鶏湯ランチです。
鶏肉がトロットロで美味しかったです。
最後に漢方茶をいただき、心も体もホっとしたひとときでした。
きたかまくら日々響 さん ⇒ http://www.kitakamakura-hibiki.com/
《担当》本戸律子講師・佐々木京子講師