大寒(1月20日)
1年中で一番寒い時期
寒さがさらに厳しくなります。
小寒と大寒をあわせた約30日間が「寒の内」と呼ばれる。
大寒の終わる頃が節分です(2月3日)
1月(睦月)は親類・知人が仲睦まじく集う月でしたが、
2月(如月)は寒さが厳しい時期に着物をさらに重ね着する「衣更着(きさらぎ)」に由来するとされています。
大寒(1月20日)
1年中で一番寒い時期
寒さがさらに厳しくなります。
小寒と大寒をあわせた約30日間が「寒の内」と呼ばれる。
大寒の終わる頃が節分です(2月3日)
1月(睦月)は親類・知人が仲睦まじく集う月でしたが、
2月(如月)は寒さが厳しい時期に着物をさらに重ね着する「衣更着(きさらぎ)」に由来するとされています。
正月 1月1日
正月は新しい年が始まる月。
一年に一度「年神様」が訪れる特別なとき。
かつて正月は春が始まる「立春」の頃に行われていました。
春の訪れは、さまざまな生命の誕生をもたらします。
新春を祝う「めでたい」と言う言葉は「芽出度い」
新たな芽吹きからきているともいわれています。
※年神様
新しい年に実りをもたらし、人々に命を与えてくれる神様でもあり、
ご先祖様でもあるとも考えられています。
元旦
元という字は、はじめと言う意味を持ち、
旦は「日の出」「朝」「夜明け」という意味があり、
元旦は一年のはじめの朝と言う事になります。
人日(じんじつ)の節句 1月7日
「七日正月」といい朝食に七草を入れたお粥を食べて「七草のお祝い」をします。
七草(春の七草)
芹(せり)、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ
野に咲く若葉を食し、自然界から新しい生命力を得ることで無病息災と長寿を願います。
七草粥が青葉が少ない時期にビタミンをとり入れ、正月のごちそうで疲れた胃腸を休ませます。
節句には五節句があります。
1月7日 人日の節句
3月3日 上巳(桃)の節句
5月5日 端午(菖蒲)の節句
7月7日 七夕(笹)の節句
9月9日 重陽(菊)の節句
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2014年12月28日(日)~2015年1月4日(日)まで
お休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
大晦日(12月31日)
「晦日(みそか)」は本来「三十日(みそか)」と書き、月の最終日を指します。
大晦日は一年最後の月の最終日であることから「晦日」に「大」がつけられたものです。
今日では多くの人が大晦日に年越しそばを食べ、元旦に雑煮とおせち料理を食べ、屠蘇で祝うといった過ごし方をしています。
除夜とは「旧年を除く」という意味で、大晦日の夜のことです。かつては、大晦日の夜に年神様を迎えるため一晩中起きている習わしがありました。除夜には神社に参拝しますが、現在の元日未明に神社に参拝する習慣はその名残です。
年越しそば
大晦日の夜に縁起を担いで食べるそばです。
江戸時代から定着したと言われています。そばは、長く伸ばして細かく切って作る食べ物なので細く長くということから「健康長寿」「家運長命」などの縁起を担いで食べられるようになったのです。
そばは、切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」と言ったものがあるため、年を越して食べるのは縁起が悪いと言われています。
一年最後の日を除夜の鐘を聞きながら、今年一年の災いを断ち切り、
新しいより良い年を迎えられますよう、お祈り申し上げます。
冬至(とうじ)
一年中で昼間が最も短く、夜が最も長い日で、今年は12月22日になります。
冬至の日には、小豆粥やかぼちゃなどを食べ、柚子湯に入るなどの習わしが今でも続いています。
冬至にかぼちゃを食べると、中風(脳卒中)にならず、風邪をひかないとも言い伝えられています。
かぼちゃは栄養価も高いので冬場の栄養を補うという先人の知恵だと言えます。
また小豆粥は、小豆の赤色が邪気をはらう色から食べられるようになったのでしょう。
同じく、柚子を浮かべた風呂に入れば風邪をひかないという言い伝えがあります。
これは身を清めるみそぎの名残とされています。
冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力がよみがえって、運も上昇するとされています。悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もある大事な日なのですね。
小豆粥の作り方(4人分)
米 1合
水 4カップ(米の4倍強)
小豆煮 1/4カップ
餅 小4個
塩 少々
小豆は一晩水につけて煮る。米を火にかけ、ふいてきたら小豆を煮汁ごと加えて50分炊く。
炊き上がったら、塩で味をつけて、やわらかくゆでた餅を加えて盛りつける。
12月(師走)
いよいよ12月です。1年最後の月になりました。
語源については、年末で皆忙しく、普段走らない師匠(僧侶)さえも忙しく走り回る月だからという解釈が一般的なようです。
ゆったりと春が来るのを待つという意味から「春待月(はるまちづき)」とも呼ばれます。
お歳暮(おせいぼ)
12月初旬から20日頃
1年の終わりに際し、その年にお世話になった人に感謝して品物を送ります。
本来は相手先を訪問してあいさつの言葉とともに贈るものです。
現在では、ほとんどデパートなどからの配送にゆだねられています。
正月事始め
12月13日
正月の準備を始める日
昔はこの日に門松や雑煮を炊くための薪など、正月用の木々を山へ採りに行く習慣がありました。
現在では正月の飾りも年末まで市販されているので、この日にこだわる必要はありませんが、正月の準備は28日までに終わらせるようにしたいものです。
作業が残ったとしても、29日は「苦の日」と言うことで避けます。
31日も一夜飾りといって飾り物やお供えなどの準備に向かない日とされています。
平成26年11月13日 ダイワロイネットホテルにて 認定式及び懇親パーティーが執り行われました
生徒さんにとっては、日頃の着付けの成果が現れます
認定を受けられた方々 おめでとうございます
高等師範科による創作帯結びショーと経営修士科による創作花結びショーでは、見事な着付を披露して下さいました会場から思わずため息が漏れました
OBさんもたくさんパーティーに参加していただき、ありがとうございました
新旧交流できて、とてもにぎやかな式典となりました
七五三 11月15日
子どもの成長を祝う「七五三」
七五三とは・・・
三歳の男の子と女の子、五歳の男の子、七歳の女の子
11月15日に氏神様や神社にお参りして健やかな成長と健康を祈る行事です。
昨今は各家で吉日を選んで行われています。
三、五、七を祝うの奇数を吉とする中国の「陰陽五行説」に由来します。
髪置の式(かみおき)
三歳の時にそれまで剃っていた髪を生後初めて結う儀式「櫛置」ともいわれます。
袴儀の式(はかまぎ)
五歳になった子どもに初めて袴をはかせる儀式。
もともと男の子だけではなく女の子も行われていたものでした。
(年齢についても最初は三~七才で行われていたものが、五歳の男の子の「袴着」、七歳の女の子の「帯解の式」へと分かれていったようです。)
帯解の式(おびとき)
女の子が七歳になるとそれまで着ていた着物から、つけ紐を外し、初めて本式の帯を締め、着物も振袖に替える儀式です。
『きりえ』の安田先生に新作をたくさん見せて頂きました
安田先生は、たんすの中に眠っている古くなった着物や帯をドボン染めで染め替える相談会も行っています。見違えるほどきれいになって、雰囲気も変わり、みなさんに喜ばれています
赤い葡萄が深みのある色に変わり、全体的にシックな色になりました
帯は仕立て直すので柔らかくなって締めやすくなります
お袖の色(オレンジ)が元の着物の色です
落ち着いた色(グレー)に生まれ変わりました
大切なお着物や帯だけど、色や柄が派手になってしまった方、どうぞご相談くださいね
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